伊藤、ブログかくってよ

胃腸が弱くて腰骨が人より1個多い静岡県の大学生が学生時代頑張ったんだねって言ってもらえるように証拠を残していく下心丸出しのブログ。

DesignShip ‘19 に行ってきました!

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DesignShip'19に行ってきました!

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「なんかも〜全部好き〜」っていう顔の伊藤。

終始イベントのビジュアルにキャッキャしながら、デザインの知見をいっぱい見てきました。

今回は自分の将来にギャンギャン悩んでいる大学2年生がDesignShip(以下DS)中に考えたことをメモしていきます。

 

①【デザイナーってエンターテイナーだな?】

day1のスピーカーで企業の中でデザインエンジニアとして働く川島さんの話にとても共感してしまいました。

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▲川島さんのスピーチのグラレコ

「自分の作ったものへのフィードバックを見ているとご飯が進む!」確かこんなことを言ってた気がする...この言葉に代表されるように川島さんは、自分のアウトプットに対するフィードバックがモチベーションであり、高速プロトタイピングをする意味と言っていました。

 

めっちゃわかる!」

 

なんでこんなにも川島さんに共感したのかを考えると、自分も「作品を作る上でフィードバックをめちゃくちゃ気にする人間」だからなのかなと思いました。

昔から絵を描くとたくさん褒めてもらったおかげで絵を描くのが好きと思っていましたが、実は「絵を描いて見た人に感動を与えられることが嬉しい」のだと気づきました。

デザインという言葉の定義はこれからどんどん変わっていくと思うけど、自分の軸としてある“デザインする意味”は「人を喜ばせたい、笑顔にしたい」なのかなと思います。

川島さんのスピーチに共感することで自分に対して少し内省することができました。

 

②【豊かな生活ってなにさ?!】

川島さんへの共感で内省が少しできたことによって、自分もよく使うある“いいまわし”が気になってきました。今回のスピーカーの口からもよく出ていた「〜で生活を豊かにする」「〜の生活に寄り添った〜」といういいまわし。

正直「なんか聞きすぎて薄れてきた」感じがします。

と言いつつ便利で綺麗ないいまわしなので、多分これからもいっぱい使うのである。

 

というか自分以外の生活の質の向上は後からついてくるものであって、アプローチの仕方はもっと作り手の作りたいものでいいんじゃないかなーと考えました。

というかday2のスピーカー青木さんはそうだった!青木さんたちが自分の生活と向き合って本当に欲しいと思ったもの、限りなくユーザー目線でリサーチも一切行わないプロダクトが超カッコよかった!!!泣いた。

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▲青木さんのスピーチのグラレコ

 

とまあDS中に考えたことはこんな感じでございます。今回のDS会場では昨年同様、VISUAL THINKING PARTNER(かっこよ)のグラグリッドさんと先輩方がグラフィックレコーディングで彩りとムーブメントを演出してくれました!

しかも参加者がスピーチに対して考えたことを付箋に書いて貼ることでグラレコ自体が意見交換のプラットフォームになり、他者の脳みそを覗き見できる素敵設計!

 

このブログもデザインを考える人の意見交換の場になったらいいな〜

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そうそう合宿ってこうゆうのだよね!

2019年 9月9日〜10日

大学の部活で合宿をしてきました!

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「探索の始まり」というテーマのもと温泉地ならではの名物や現象について調査をしました

 

最初に...

【探索の始まり...教養探索の態度獲得】という合宿の目標を聞いて目標の設定背景が気になりました。少し読んでいた(ニュータイプの時代)という書籍の中で「モノが充足し課題が希少化している時代」とあり、合宿の目標にある態度獲得とは自分で課題を見つける態度を身につけることなのかなと勝手に解釈しました。

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

 

 

今回の合宿で1番感じたことは「自分が楽しいかどうかがすごく大事」ということ。この「自分が楽しいか」を1番意識していたのがやはり4年生のグループでした。自分たちはここに魅力を感じた、だからこんなかたちで表現したい、と作られた小冊子は少ないページの中に自分が現地に訪れた様な濃厚で新鮮な出会いを追体験できるものでした。

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▲四年生が作成した小冊子(プレゼン時)

 

反省

自分たちのチームは温泉まんじゅうについて調査をしました。

事前調査の段階では、温泉まんじゅうのお土産という側面から購入者の背景や人との関わりを明らかにし、人が人を思う心(人のエモさ)を表現できたらいいなと思っていました。

当初は「温泉まんじゅうってこうゆうもの」を明らかにしようとしていましたが、「温泉まんじゅうを介した人のつながり」と明らかにする内容を早めにシフトできたのが良かったなと...

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▲明らかにする内容が変化した瞬間の記録

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▲人と温泉まんじゅうのタッチポイントから人間の素晴らしさを検討した記録

しかし、合宿のゴールが「何を作るか、何を表現するか」にあらず、自分たちが感じた現地の魅力を伝えることができませんでした。あと温泉まんじゅうの「お土産」という側面に固執してしまったのも。

 

前述の「自分が楽しいか」という観点では、事前調査の段階から調べれば調べるほど、温泉まんじゅうってなんだ!?を明らかにしたい欲が湧いてきていました。つまりずっとわくわくしていました。多分この気持ちがあったから発表資料を夜4時まで作れたと思う(もはや夜ではない)(寝たほうがいい)(寝てないアピールする気力もなかった)

 

 

まとめ

フィールドワークを通して物事を解き明かす態度、ゴールをどこに設定するか、などを学んで帰ってきました。今年の2月に「楽しいことを知らない人が、人が楽しめるものを作れるわけない」という言葉をかけていただいたのですが、今回の合宿でより「そりゃそうだ」となりました。

 

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奮発して注文した伊豆のお寿司はわさびが多くて涙なしには食べれない。

 

2019/09/09-10/In&OutLab伊東合宿/